フライフィッシング
※ 以下のプランは手配例です。
ツアー前後にサンフランシスコ、ハワイ、ディズニーランド、ニューヨークなどへ寄ることも可能です。
フライフィッシング
イエローストーンカントリー
フライフィッシャーマン憧れの地、イエローストーンカントリーは米国西海岸の主要都市から東へ飛行機で約2時間、ロッキー山脈中の標高2000m- 2300mの高地に広がる野生鱒達の天国です。モンタナ/アイダホ/ワイオミングの3州に跨り、素晴らしい自然の宝庫のイエローストーン国立公園を含むこ の地域は、まさにフライフィッシャーマンのためにあるといっても過言ではありません。明るい大気に満たされたこの地域で一度ロッドを振れば、フライフィッ シングの楽しさ・素晴らしさをさらに実感して頂けるものと確信し致します。
厳しい冬が終わり、明るい春から一気に爽やかな夏へと気候が移る時期に合わせてトラウトのツアーも始まります。雪しろが治まると水中では豊富な水性昆虫の 活動が活発になり、鱒たちも本来の貪欲さを取り戻してきます。初期のハッチはペイルモーニングダンやベイティス等の小さなものから始まりますが、気温の上 昇につれ#2-#8のジャイアントストーンフライ(何と大きなことか!)、#6-#10のグリーン・ブラウンドレイク、更にカディスへと移っていきます。
いつ行っても、どんな釣り方で釣るにしても、イエローストーンカントリーでのフライフィッシングに飽きることはないでしょう。
マジソン川(モンタナ州)
アイダホのヘンリーズフォークと対照的なのがこの川です。男性的な流れでいたるところに大きな石がゴロン、ゴロンと出ていて、大型のブラウン鱒の絶好の隠れ場所となっています。
この川の初夏のサーモンフライ(#2-#4のストーンフライのアダルト)のハッチは強烈です。鬼のような顔をした橙色の成虫がバサバサ飛んできて首筋にで も止まると大の大人でも大騒ぎです。川に落ちたこの虫に鱒がライズするときのゾっとする迫力は言葉では言い表せません。盛期には物凄いカディスのハッチが ありますが、そのハッチを追ってライズが音を残しながら上流に移っていく様は圧巻です。
こんな時に合わせ切れなどすると悲劇で、ティペットは結びたいし、ライズの音の度に水面を見てしまうし、胃によくないことこの上なしです。川幅はさほどありませんが、好ポイントの多い川で、一番人気のある川です。
イエローストーン国立公園内(ワイオミング州)
公園内の川の特色は周囲の風景が素晴らしく美しいということです。中でもファイアーホール川は趣のある川です。温泉の噴煙を近くに見ながら流れに佇んでい るとまるで絵ハガキの中で釣りをしているような気分になります。鱒の種類はレインボー・ブルック・ブラウンで、魚体は平均30-40cmです。
しかし、この川で重要なのは、鱒の大きさではなく、この景色の中で釣ったという事実かもしれません。
ヘンリーズフォーク(アイダホ州)
スネーク川上流にあたるこの川は文字通り巨大なスプリングクリークです。川の中に立ちこむとあちこちから湧き水があるのがわかります。上流域のボックス キャニオンを除き水面は鏡のように平らですが、幅広い流出でどっしりと流れているために水中では水が重くなり、水量の多いときには水藻や底石も多いので注 意を要します。
水性昆虫の種類も豊富で、水温が通年一定しているために、一年中何らかのハッチがありますが、中でも有名なのが初夏のグリーンドレイクのハッチです。美し い流れの中に立ちこみ、青い空と白い雲・透明な大気・素晴らしい大自然を感じたとき、フライフィッシングをしていてよかったと誰もが思うのがこの川です。
ビッグホーン川(モンタナ州)
1981年に初めて釣り人に解禁されたこの川は、米国大陸中で最もトロフィーサイズの鱒を釣ることの可能性のある川と言われています(鱒の割合はブラウン8に対してレインボー2と言われています)。
川は米国先住民のクロー族の居留区を流れている為、一般的な釣り方はドリフトボートを使い、ポイント毎に止まってウェイティングをしながらの釣りとなります。川は大きいのでポイントを絞りながら釣るのにはこれが最高の方法なのです。
川幅は100~150メートルと広く、水の流れは複雑です。フラットな流れもあれば、流水近くの流れは重く、腰が強く、また様々な小さな伏流や急な深み、瀬等が随所に見られ、ここではフライフィッシングのすべてのテクニックを使うことが出来ます。
スプリングクリーク、シルバークリークの手配も行っておりますので、お問合せ下さい。